遺書 〜本当の自分〜

コミュ障大学生の一切の嘘のない?日記のようななにか

絶望

3日前に今年入社する会社の研修に行った。

そこで僕は久しぶりに絶望を味わった。

その研修はセールス研修といい、ある地域のスポンジの飛び込み営業をするという内容なのだが、1個以上は売らなければならなかったのにもかかわらず、僕は1個も売ることが出来なかった。

訪問販売は断られるのが普通なのだが、自分はメンタル糞弱人間なので割り切ることができずに毎回客に無下に扱われる度に落ち込み、早々に戦意を喪失した。

そして、途中からその街の公民館で2、3時間ずっと椅子に座ってぼーっとしながらただただ時が過ぎるのを待っていた。

そして、この間ずっと自分のこれまでの人生を振り返り、一度も努力しなかったこと、苦労してこなかったことを後悔した。僕は嫌なことから全て逃げるという人生を送ってきていたため、今回の時のような場面に出会した時の忍耐力というものが本当にないのだ。

公民館で待ち続けた、そろそろ時間だと思い、元の会場に帰ろうとしたのだが、そこでも上の空が続いていたようで3回ほど電車の乗り換えを間違えるというありえない現象が起きてしまい、指定時間にも間に合わないという踏んだり蹴ったりの恥をかいた。

周りの同期は3個以上当たり前のように売っていて、その同期やオブザーバーの人にも滅茶滅茶気を遣われた。涙が勝手に溢れ出していため、反省会の間はずっと目が乾くように瞬きをしないように努めていた。